オフロードバイクに限ったことではありませんが、バイクに乗る時に気にすること言えば服装で、バイクを乗る理由や乗り方によっても服装は変わってきます。
アメリカンに乗る人は「ザ・アメリカン乗り」って感じの服装だし、通勤にしか使わないという人は普段着でOKだし、バイクが大好きで趣味だって人は全身綺麗に揃えているなど様々です。
オフロードバイクといえば、赤や黄色や緑など派手な原色のウェアが多いですよね。あんなド派手な服装だと、とてもじゃないけど街中は恥ずかしくて歩けませんが(笑)
オフロードバイクでは、乗り方やどこを走行するかで服装も大きく変わってきます。
この記事を見ている時点で、通勤にしか使わないとは言わないでしょう。むしろオフロードバイクが大好きで趣味なのではないでしょうか？
そこで服装をどうしようか悩んでいる人にオフロードバイクに乗る時はどんな服を着れば良いのか？ また季節によって変わるのか？安くおさえるにはどうしたら良いか？をまとめてご紹介します。
オフロードツーリングの服装は普段着でもいい？
オフロードバイクで林道に行く時や普段乗る時など服装選びは結構大変ですよね。そこでオフロードバイクに乗る時の服装は、普段着でもいいと思いますが、どこを走るか？ということが最も重要になります。
軽いツーリングでほとんど舗装された道を走るという程度なら普段着でも十分いいでしょう。
でも、オフロードがメインで走るなら普段着といっても、薄い生地の上下やデニムなど動きにくいものはやめた方がいいです。
なぜなら薄着だと転倒時に怪我をしやすく、またデニム生地は動きにくくなるためです。
オフロードはただアクセルを回して走ればいいというものではなく身体を沢山動かします。身体を動かす可動域が服で邪魔されると、転倒にもつながります。ピチピチのジーパンなど、動きにくい服装は動きも制御されるのでやめたほうがいいでしょう。
また林道は公道に比べると涼しいのですが、オフロードバイクで走ると激しく動くので汗をかきやすいです。普段着を着る際は通気性を考慮したものがおすすめです。
オフロード用に作られている服は激しく動くことを考慮していて、ピチピチではなくゆったりしていて、柔軟性と通気性に優れています。
ただオフロードを走る際にいちばん重要となってくるのは、各部分のプロテクターなので、正直プロテクターさえちゃんとしていれば肌を露出しない限り、普段着でもいいでしょう。
モトクロスやエンデューロでの服装は？
例えば、モトクロスやエンデューロなど、激しく乗りこなそうとするならオフロード用のジャージとパンツは必要になります。もちろんプロテクターもです。初心者なら特にそろえた方がいいでしょう。
表面がメッシュ生地のものが多く、通気性が良く軽くて大変着心地が良いです。それにオフロード用のジャージとパンツは、着用するとライディンクポジションになるように作られています。膝は伸縮性が良くなるように作られていて、エンジンガードも付けられています。
文字通りオフロードバイクに乗るために作られたウェアです。
ただ自宅からウェアを着ていく人はいなくて、モトクロスライダー達はコースに行って着替え、行き帰りは普段着です。汗もかくのでウェアのままコースに行ったり帰ったりはしないのです。
モトクロスやエンデューロなどに興味がある人は、専門店などでウェアを探すのがおすすめです。
AMA clubは、モータースポーツの本場ヨーロッパやアメリカから用品を直輸入する専門店です。
男性用品はもちろん、子供から女性用なども数多く取り扱っているので、お気に入りの商品が見つかるかもしれませんね！
オフロードの服を買うときは夏冬兼用？
オフロードの服を買うのは意外と迷うのではないでしょうか？
夏は暑いけど肌を露出はできない・・冬はどうする？何を着ればいい？と考えてしまいますよね。
夏はオフロードパンツにオフロードジャージで全然良いです。というかむしろ何を着ても暑いので、通気性のよいパンツにジャージが一番良いですよ。
私は、夏はオフロードパンツに、ユニクロのエアリズムロングＴシャツと通気性の良いＴシャツを着ています。
ただ冬を迎えると、林道でずっと走り続けたりモトクロスコースを走ったりしないと流石に凍えます。
例えば、
・冬は3シーズンのジャケットとオフロードパンツか普段のバイク用パンツの上にオーバーパンツ
など、オフロード用のセットではなくても防寒着で十分まかなえます。
3シーズンのジャケットで、中に2枚着脱可能なジャケットのようなものもありますし、マウンテンパーカーや、作業着を扱っているショップに行けば、動きやすい防寒着もそろっています！
プロノなど作業着の実店舗はサイズがないことが多くありますが、ネットなどで探すと品揃えやサイズも豊富だったりします。
冬の林道はとても寒いので、ある程度暖かい格好をして行くことをお勧めしますが、激しいオフロードを走ると冬でも暑くなってくるので、脱着して温度調整をできるようにしましょう。
たとえ汗をかいても休憩するとすぐに寒くなります。
ちなみに、モトクロスなどのコースに行くと、上は厚手のトレーナーに下はモトクロスパンツをはいて走っている人もいます。トレーナーの中にプロテクターを付けているので見た目は街乗りしていても違和感はないかも！
オフロードの服装を安く上手に着こなすコツは？
オフロードの服装を綺麗に揃えようと思うと結構な値段がしますよね。モトクロスパンツやモトクロスジャージも決して安くはありません。でもこれらを安く手に入れる方法があります。
まずは中古品です。実際、私も初めてオフロードを始めた時に中古品を貰いました。それこそ、何十年も前のモトクロスパンツですが生地もしっかりしていて重宝します！
でも中古は流石に嫌だという人は、モーターサイクルショーやモトクロス大会などの会場に行くと安く仕入れる事ができます！そのような会場では昨年物やアウトレットなどがよく売られていて、普通より安く買え、しかも新品です。プロテクターなども安く売られていることがあり、意外と穴場な購入店になります！
ウェアの写メがないのですが笑、このような装具も安く購入することができます！
オフロードに乗って林道へ行こうと考えている人は最低限、上下一着はバイク用の服を持っていた方が良いでしょう。
安く済ませるには、その一着となにか中に着たり履いたりして温度調節を行なってください。
例えばヒートテックを重ね着したり、3シーズンの中が着脱可能なジャケットを買うのが一番おすすめで安く抑えられるでしょう。
なぜオフロードバイクの服装やウェアはド派手なのか？
そもそもですが、オフロードバイクのライダーは原色でド派手なウェアが多いと思いませんか？
それこそ普段の生活ではおとなしそうな人でも、ひとたびオフロードバイクにまたがった時の格好をみると、まるで別人じゃないのかと思うほどです。もうちょっと控えめな服装がいいんじゃないのかとも思ってしまいますが(笑)
でもなぜオフロードのウェアはド派手なのか？
一説には、ライダーの自分の身体の安全の為と言われます。
確かに走っている時に自分の存在をアピールするのは大切ですし、林道などで転倒時にも見つけられやすいという点では派手な色の方が良さそうですよね！
もう一説には、派手なスポーツだからウェアも派手という意見もあります。
モトクロスなどのオフロード競技は普通のスポーツとは違う過酷な競技で、スピードや衝突はもちろんジャンプなどの派手な見せ場がある競技です。競技が派手なんだからウェアも派手に自己主張しようというという発想もあるようです。
アメリカやヨーロッパではモトクロスなどのオフロードは日本に比べてとても盛んです。オフロードウェアを着てショップやレストランに入るなんて普通で、誰も物珍しくは見られません！日本でもモトクロスやオフロードウェアのカッコよさを伝えていきたいですね！
まとめ
オフロードバイクだからといって、オフロードのウェアを着なければいけないのかと言ったら、そうではないですが、走る場所によってはオフロードウェアは必要になります。
・オフロードを少しツーリングするなら普段着でも、デニムや薄着は控える。
・プロテクターでカバーできる。
・オフロードをメインに走るならオフロードウェアを揃えておく。
など、走る場所によって服装も変わってきます。
またウェアは値段が高いということもあるので、お金がない時は中古を貰ったり、オフロード大会などの会場で安く購入するなど工夫をすれば安く抑えられます。
皆さんも自分にあった服を見つけて、オフロードライフを楽しんでください。
