10代の頃はバイクに乗りたいと思っていたけど、お金のことなんて全く頭になく、ただかっこいい・乗りたいと思っていませんでしたか？
でも、実際に買うと決めた時に頭を悩ますものは間違いなくお金でしょう。もし学生だったら大問題ですよね。
お金さえあれば・・あれもこれも買って・・と思いますが、お金なんて湧いて出ません。
ちなみに母親ローン（月何円ずつ母親に払う）というローンの組み方もあるようで、家庭によっては叶うかもしれませんが笑。
今回の記事ではそんな頭を悩ませるお金問題について、最低限オフロードライフを始めるのに必要な金額はいくらぐらいか？始めた後に払うモノはどんなものがあるのか？などについてまとめてみました。
バイクに乗るなら必要な経費
まず最初にバイクに乗ると決めたなら絶対に必要な経費があります。万が一の備え、バイク保険です。
「免許は持っていないし公道は絶対に走らない」と、あくまでもオフロードをほんのちょっと乗って楽しむだけなら、そこまで考えなくてもいいかもしれませんが、免許も取得して公道も走るなら、絶対に保険は必要になります。
バイクには車と同じように自賠責保険と任意保険があります。
人身自賠責保険（事故の保険）は車検の時にも必ず必要な物なので強制保険になります。任意保険はあくまで任意ですが、自賠責保険では補償の対象ではない事故や損害賠償をしてくれるものになります。
この任意保険の金額には、年齢やバイクの排気量（大きさ）・事故をこれまでに起こしたかどうか（等級）などが大きく関わってきます。特に21歳未満の方が125ccを超えるバイクに初めてで乗ろうとすると、保険料は年間10万円近い金額となってしまいます。
逆に21歳を超えると保険料は大幅に安くなるため、21歳までは125ccのオフロードで楽しむのもいいかもですね。しかも、林道などを走る際は125ccの方が初心者でも扱いやすく、早く上達できるようになります。
保険には沢山の種類があり、また未成年の方は必ず親と相談して加入するようにしましょう。
オフロードライフを楽しむための出費
やはり、オフロードライフを楽しむ上でいちばんの出費はバイク本体です。
しかし皆さんここで朗報です！実はほとんどのオフロードバイクは、他の種類のバイク（スポーツやアメリカン）などに比べると、同じ排気量（ccの大きさ）でも比較的値段が安いと言えます。
たとえば、HONDAのオフロードバイクCRF250Lと若者に人気のKAWASAKIスポーツバイクNINJA250を比較すると、CRFが新車で税込およそ60万円なのに対し、NINJAは税込およそ70万円です。このように約10万円の差があります（2023年度）。もちろん中古車を購入すると、もっと価格を下げることはできます。
その他オフロードを楽しもうと思うと出費はバイクだけではありません。防具も必要になります。大袈裟に防具なんてと思う人もいるかもしれませんが、オフロードを防具なしでバイクに乗るのは自殺行為です。
オンロードを走る時にも最低限長袖・長ズボン・フルフェイスヘルメット・手袋を着用し肌を露出しないようにしないと、万が一の転倒時に大けがをしてしまいます。
ましてオフロードは、転倒も醍醐味の一つです笑。
林道などに行く際は、転倒することが多いので必ずフル装備で行くようになります。この防具を一式揃えようと思うと、約10万円近くの出費になります。バイクが安くなった分はそこにあてましょう。
ただオフロード以外の他のバイクを乗るとしても、ヘルメットやグローブなどを買うことに変わりはないので、総合的に見るとオフロードは安いと言えるでしょう。
バイクを乗り始めてからの出費
バイクも装備もそろったし後は乗るだけなのですが、もちろんバイクにはガゾリンが必要なので、残念ながらその出費は定期的に訪れます。その他、バイクにはメンテナンスが必要なので定期的にメンテナンスをする出費もでてきます。
それ以外では、やはり乗り続けていくと少しバイクをさわりたくなります。（これは仕方ない事で愛車は可愛いですからね。）またオフロードや林道などに行くと、転倒はつきものなのでパーツが破損すると行った事態も考えられます。ただこれは危険な運転を避けることで必要のない出費は抑えられるでしょう。
一番押さえたい出費は、違反を犯し警察に捕まり、罰金を払うことです。これが一番要らない出費・辛い出費で安くはありません。だから違反は絶対しないように、警察には捕まらないようにしましょう。
始めるための出費
オフロードライフを始めるなら必要経費として最低でも30～50万と考えておいた方がいいでしょう。始めたいけどお金をあまりかけたくない人は、初めは中古品や125ccなどの小さいバイクから始めると良いと思います。
バイクの値段もそこまで高くなく、21歳未満の方でも保険料が安いので負担が少なくなります。もちろん防具も中古で問題ないです。
ちなみに私は公道では走る事ができないバイクを購入し、防具もブーツ以外は全て貰いものです。また林道やモトクロスコースしか走らないので、保険にも加入していませんよ。
まとめ
なんでもそうですが、始める時の出費はかかりますよね。でも少しでも安く抑えたいのが本音です。
まずは、85ccや125ccを中古で購入して、上達してきたら250ccを買う。防具は中古やセールの時に買うという方法など、自分の財布と相談して、自分に合ったバイク・装備を見つけて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
