オフロードに潜む危険とは?バイクで林道に行く時の注意と必需品!
私がとってもお勧めしているオフロードバイクですが、バイクというだけで危ないイメージを持たれる方は多いと思います。
もちろん危険な部分も沢山ありますが・・しっかり安全に乗ることもできます。
そこで、初めてオフロードを走ろうと考えている人のために、オフロードを走る時どのようなところに危険が潜んでいて、どのような予防をしたらよいのかを知っていただくためにまとめてみました。
オフロードに潜む危険とその予防
バイクは乗り方を間違えると危険です。これはオフロードに限らず全てのバイクに言えることです。なぜバイクが危険かは乗っていなくても見ているだけでわかると思いますが・・
・生身でシートベルトはない
・2輪のため安定感がない・・など、
怖がらせるためにバイクに潜む危険なんて挙げたらキリがありません!(笑)ただ、車でも不慮の事故など危険がないわけではないので、いかに安全に乗るかということが大切なのです。
公道の場合はスピードを出し過ぎない事はもちろんですが、ではオフロードだったらどうなのか?
オフロードは公道ではない場所なので制限速度があるのかと聞かれるとないです!でも制限速度がないということは何キロで走っても大丈夫と思うかもしれませんが、まずスピードは出せません!
砂漠のような何もない所を走るならまだしも、林道とか岩場とか見通しが悪くてスピードなんて出せたもんじゃありません!
だったらスピードも出ないし安全?と思いたいですが、スピードが出せないほど危険がある道ということなんですよね!
手を加えていない自然の中を走るわけですから、木の枝が身体に当たったり、大きな枝が折れて転がっていたり、泥の水溜まりがあったり大きな石が転がっていたりなど、悪路なワケです。
でも、オフロードを走る時に少しだけ注意すれば快適に走る事ができます。それは自分自身を装備することです。
公道は、自分だけが走っているわけではなく車はもちろんトラックや通行人もいて、どれだけ自分が気を付けて走っていても危険はどこから来るか分かりません。
でも、オフロードは車やトラックまして通行人もいません。だから自分自身の安全を装備するだけで、ほとんど大きな事故や怪我にはならないのです。
だから最低限、自分で予防できることは心掛けましょう。
長袖・長ズボン・手袋の着用
普通の服でも肌が露出しているかしていないかで、万が一の転倒時に皮膚の擦りかたは全然違います。夏場でも肌の露出は控えましょう。できればプロテクターなどを一式フル装備するのが望ましいです。
フルフェイスマスクを必ず着用する
フルフェイスマスクは絶対です。半ヘルとよばれるヘルメットがありますが、もし顔から転倒したらどうなるかはわかりますよね。また、オンロード用のヘルメットよりオフロード用のヘルメットが望ましいです。
オフロード用のブーツを履く
オフロードを知らない人は靴でいんじゃない?と思うかもしれませんが絶対ダメです。オンロード用の靴は足首までが一般的ですが、オフロード用はひざ下までしっかり隠すブーツになります。
なぜそんな長靴みたいなの?と思うかもしれませんが、オフロードは転倒することが多いので、バイクに足を挟まれてもブーツがカバーしてくれます。また悪路で泥沼などにハマっても安心です。
より安全に楽しむために、オフロードに行く際はそれに見合った防具をつけて行くことを強くお勧めします。
林道を走る時に一番大切な事
森林浴ができて清々しく気持ちよさそうな林道はオフロードバイクを乗るには絶好の道ですが、普通の道とは全く違います。
林道に行く時は絶対に一人で行かないようにしましょう。
例えば、行きなれている場所でも突然の天気の変化で道の状態は変わり、初心者コースだったものがベテランコースになることもあります。
普通の道だと思って走ったら沼でバイクがはまってしまい、引っ張りあげるために救助を求めている投稿をツイッターなどで見ることもあります。
また林道は奥に進めば進むほど人もいなく、携帯も繋がりにくくなります。
山奥でバイクの不良・動けなくなる・大きな事故(こけて足を折るなど)などにみまわれることもあります。
もしこのような事態になった時、1人だけしかいなかったらどうなるでしょうか?誰かが来るのを待つか、自力で下山するとしたらゾッとしますよね。
ベテランのオフローダーは絶対に一人では行きません!林道や悪路のオフロードは最低でも2人以上で走るようにしましょう。
林道へ行く時の必需品
林道でもしなにかトラブルが起こった場合に少しでも対応できるように、工具とか持って行けたらそれに越したことはないのですが、そこまで荷物を増やしたくないですよね。
ましてキリがないです!(笑)
そこで、これだけはあるといいなと思うものをプロのオフローダーに聞いてみると、ロープ・ビニールテープ・と水分・携帯電話があればなんとかなるという回答でした。
もし溝や沼などにはまってしまい自分一人ではどうしようもなくなった場合、ロープをバイク自体にくくりつけて仲間と一緒に引っ張りあげることが可能です。急な坂で登れないような場合にも同じような方法で坂を上ることができます。
カバーなど外装が割れた時にテープで張るなど、これぐらいの応急処置ぐらいしかできないのが現状だと思います。
エンジントラブルやレバーが折れる・タイヤのパンクなど、オフロードではよくあることですが、初心者がそれ用の工具や替えのレバーを持っていたところで、交換や修理はまずムリでしょう!
何度もオフロードツーリングに行って、整備ができる人になれば、最低限の必要な工具などもわかってくるのでその都度揃えたら良いと思います。
それより、思う以上にハードなのがオフロードツーリングなので、水分やチョコなど栄養補給になるようなものの方が必要です!(笑)
まとめ
オフロードバイクに限ったことではないですが、バイクに乗る時は沢山の危険があります。
でも危険の予防方法を知っておけば、リスクも少なくて済みますよね。
オフロードや林道を走る時には、絶対に1人では行かない・自分を守る装備をするということを守れば、大きなリスクはなくなります。
オフロードバイクを楽しく乗るためにも守りましょう!