初めてオフロードバイクを買ったらからにはオフロードを走りたいですよね。
でもオフロードバイクに乗っている人って、映画スターウォーズに出てくるダースベーダーのような完全フル装備のイメージがありませんか?
一体どんなものを身に着けて走っているのでしょう?
完全フル装備にみえるオフロードバイクですが、どんな装備をすればよいのでしょうか。
今回はオフロードバイクで必要な物と装備には一体どんなものがあるかについてご紹介していきます。
オフロード用ヘルメットとゴーグルは必要な装備?
バイクに乗る時の一般的なイメージとしたら、フルフェイスのヘルメットかもしれませんが、オフロードを走る時にはその他の装備も必要になってきます。
バイクといえばヘルメットですよね。これは公道でもかぶっていなかったら警察に捕まります。
ただ、ヘルメットにもいろんな形があって、オフロード用のヘルメットもきちんとあります。
オフロード用のヘルメットは目元がくり抜かれた形状になっていて、目は丸見えの状態です。だから、ゴーグルも必要になります。
でもオフロードはなぜ、わざわざゴーグルを着ける形にしたのか?
ヘルメットを想像すると、通常はシールドが付いているからゴーグルなんか使わずに事足りるんじゃない?と思いますよね。
でも実際オフロードを走るとわかると思いますが、オフロードバイクでの走行は、思っている以上に身体を使うので、シールドがあると早ければものの数分でシールドが曇って前が見えなくなるのです。
そのためオフロードバイクのヘルメットはシールドがなく、空気の循環をよくするように設計されています。
じゃあ、ゴーグルはいらなくない?って思うかもしれませんが、オフロードはオンロードと違って、障害物がたくさん飛んできます。
もしゴーグルをつけないと小石や泥が飛んできて大変危険なのです。
このようなことからオフロードバイクは、シールドなしのヘルメットとゴーグルが必要になります。
オフロードバイクでプロテクターなどの装備をつける必要性とは?
オフロードバイクといえばプロテクターも必要になりますが、一言でプロテクターと言っても沢山種類があります。
そもそもあんなに大げさに身体にプロテクターをつける必要があるのでしょうか?
実は、オフロードバイクの基本は「転ぶ」「ぶつかる」「滑る」が3大基本原則なのです笑!
オンロードバイクで同じようにアスファルトの道を「転ぶ」「ぶつかる」「滑る」をしていたら、はっきり言って命がいくつあっても足りないでしょう。
ところがオフロードバイクでダートコースを走ると「転ぶ」「ぶつかる」「滑る」になっても、未経験者が思うほどの怖さはないんですよ。
その理由は、あのプロテクターなどの装備があるおかげで、ケガも少なく思っているほど痛い目にも合わなくてすむからなのです。
むしろオフロードバイクに慣れてくると「転ぶ」「ぶつかる」「滑る」ことが楽しくなることも・・笑
オフロードバイクで走行中に転んでも「痛っ!」と思うのは一瞬で、走行中はアドレナリンがでているので、すぐに起き上がってまた走りたくなるのです。
でも、無装備でこのようになると、痛かったり大けがをすることは避けられないでしょう。
そう、オフロードバイクに乗ってオフロードを走るということは転倒することが前提なんですよ!
だからプロテクターを着けていることで、安心してオフロードバイクに乗って転ぶことができるんです。
プロテクター着けていることによって、よほどハイスピードが出ていない限り、大けがをすることは少ないということです。
また、オフロードでもどんなところを走るかによって装備するプロテクターも変わってきます。
例えば、モトクロスやエンデューロのような競技を目指すなら、完全防備でネックブレス・ニーブレス・エルボーガード・胸部プロテクターは必須の備品になります。
又、岩場や崖のような場所を好んで走ったり、ハードなアップダウンがある林道など、スリリングな場所を走りたい人にも完全防備をおすすめします。
ただ、ちょっとオフロードっぽいけど安全な道を走るだけなら、オンロードと変わらない装備でもいいかと思いますが、バイクは転倒することがあるということをお忘れなく!
その他にも、ウエストベルトやスパッツなどのインナーウェアもあり、スパッツには強打しやすいお尻や太ももにスポンジが付いてあるものなど、多彩なデザインがあります。
そこまで激しいオフロードを走ることはないから「転倒することはない!」と断言する人にも、腰痛防止の為にもウエストベルトはおすすめします!
私も素人なので、各種プロテクター完備で安心感はあります。が、ウエストベルトをするかしないかで、安心感は2倍に膨らみます笑。
「ウソ~」と思う人も、ぜひ試してみて下さい!
オフロードバイクにブーツは絶対必要?
オンロードを走るならジーパンにスニーカーというスタイルで走っている人も多くいますが、オフロードだったらどうでしょう?
まず、ブーツを履いていない人なんていませんね!
なぜブーツが必要なのかは一番は転倒した時です。何度も言いますが、整備された道を走るロードバイクとは違い、転倒はつきものなのでもし転倒した時にバイクと地面に挟まれたら、とにかく痛いです。
もし、転倒した時にバイクのエンジンやマフラーに当たっていたら・・大やけどです!
それにオフロードは泥道などもよくあるので、そんなところに足を突っ込むと・・ドロドロに。このような事から、オフロード用のブーツは絶対と言っていいほど必要になります。
まとめ
オフロードバイクって、これだけプロテクターなどで全身を装備していると、知らない人から見るとかなり危険でヤバいスポーツじゃないかと思われることでしょう。
それこそバイクの下敷きになったり崖から落ちたりと、ケガをする為にバイクに乗っているのではないかと思われる人もいるかもしれません。
でもオフロードはそれだけ中毒になるほどハマりやすいバイクでもあります。要は楽しいのです!
でも楽しむからには、まずは自分が怪我をしないようにということが大切です。
どのようなオフロードを走るのか考えてそれに見合う装備だけは心掛けておきましょう。