エンデューロとは一体どんな競技?バイク初心者にわかりやすく解説!

オフロードバイク競技
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おそらくエンデューロという言葉は、オフロード競技を知ない人にとっては聞いたこともない言葉でしょう。

エンデューロを一言で説明するのは難しいですが、ラリーやクロスカントリーを合わせたようなものに近い競技で、オフロードライダーの総合力が試される競技の1つになります。

そこで今回はオフロードバイクを使ったエンデューロとは、一体どんな競技なのかについてご紹介していきます。

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エンデューロとは一体どんな競技なの?

エンデューロは基本的に広大な自然(山林・川・がれき)の中を、いかに速く走ることができるかという競技です。

元はヨーロッパが発祥で、災害時の救護の為のバイクライダーが、自分たちの腕を競うためにレースをしたのが始まりとなります。

ヨーロッパは昔からモータースポーツが盛んな国で、オフロードバイクのレースも沢山あったので、救護の(日本でいう自衛隊など)人達も自分たちの腕を競いたいと思ったのでしょうね。

そのようなレースからエンデューロが生まれました。

バイクは競技用の車両だけではなく、公道を走ることができる一般車でも参加することができる耐久レースになります。

海外のエンデューロのレースではヨーロッパが有名で、1周数十キロもあるコースで行われますが、日本で行われる場合には開催場所の関係から規模が小さく、通常行われるクロスカントリーやラリーよりも距離が短めに設定されています。

といってもコースは非常に長くて、自然の道(山や林道などの人工的に作られていない場所)を走るものが多いです。

だから自然の多い場所が開催地になり、北海道の日高では2日間の耐久レースがあります。

2時間や4時間のレースから長くなると12時間の耐久レースなどもあり、長時間のレースになるので、車両が故障した場合や整備が必要な場合も選手自らが全て行わなければなりません。

1人で参加するレースや、2人で参加してメンバーを入れ替えながら走るレースもあります。

耐久レースなので、ゴールした人全員にメダルが送られて、その中から大会の規定に沿って金銀銅を決めていきます。

順位は既定の時間で何周走れたかを争い、周回数の多い人が優勝になります。

順位を競うのはもちろんですが、完走することが大切な競技という感じですね。

エンデューロレースには体力と精神力などが必要になりますが、モトクロスのように専用のバイクが必要なわけではないので、気軽に参加したり始められる競技の1つです。

エンデューロレースの魅力とは?

エンデューロレースは日本各地で行われていて、プロが走る全日本選手権から草レースまで幅広く開催されています。

全日本選手権などでは、横一列の一斉スタートではなく、バイクから離れたところでライダーが待機し、スタートと同時に自分のバイクまで走って行きエンジンをかけてスタートするという本場ヨーロピアンスタイルのスタートなどが取り入れられていたり、草レースなどでは早い人順にスタートをしたりと、開催される場所でスタイルが違います。

このようにエンデューロレースの大きな魅力は、参加者の能力に合ったコース設定やルールの設定が自由にできる点なのです。

またエンデューロレースは、他のオフロードレースと違い、普段のツーリングなどで乗っている市販のオフロードバイクでも参加ができるので、オフロード上級者だけではなく、初心者でも気軽に参加できるレースです。

1台のマシンを数名で交代しながらゴールを目指ざすレースなどもあるので、普通にバイク仲間とワイワイがやがやと楽しみながらできるのも、魅力の1つですね。

初心者でもエンデューロレースは楽しめるの?

オフロードバイクやモトクロス競技を知っている人は多くても、エンデューロレースに関しては全く知らない人の方が多いと思います。

それはなぜか?

観戦者は面白くないんですよ笑!

例えばモトクロスなどのレースは、コースが見えやすいように人工的に作られているので観戦しやすいのですが、エンデューロの場合はほとんどが山や林道などの隠れてしまう場所にコースがあって、選手の走る姿もほとんど見えません。

だから、残念なことに「観戦しに行こ~」とはなりにくいのです。

その代わり、レースに参戦するのは十分楽しめます。

全日本大会や協会が規定しているエンデューロレースではライセンスが必要になりますが、草レースではいりません(もちろん他のオフロードレースも同じです)。

オフロードで1番レースに出やすいのがエンデューロになります。

オフロードバイクを持っているとそれだけで参戦できるし、モトクロスやトライアルでデビューするよりもエンデューロレースなら簡単にデビューできるんですよ。

エンデューロレースは、モトクロスやトライアルに比べるとルールはシンプルで、しかも市販のオフロードバイクでも参加可能です。

それに初心者向けなど1時間程度の制限時間のレースもあるので、自信や体力がなくても全く心配ないのです。

泥んこまみれになりながらも、ゴール後にはスカーッとした爽快感が味わえますよ。

まとめ

今回はオフロードバイクを使ったエンデューロとは一体どんな競技なのかについてご紹介しました。

エンデューロレースは、山や林道などの自然の形状を生かした場所を長時間かけて走行する耐久レースです。

レース中にはライバルとの心理戦あり、共闘あり、そして仲間たちの手助けや応援もあるので、何だか子供の頃に戻ったような熱い気持ちにもなれそうですね。

どんなに顔が泥まみれになっても、どんなにお水たまりに落ちても仲間の応援やライバルとの競争があるから、絶対にゴールするまではバイクを下りることはできないでしょう。

そしてレースが終わった帰り道では、次のエンデューロレース参戦に向けて沸々とやる気が燃え上がってくる、そんな魅力がある競技なのです。

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