長野県の南部の中川村に「陣馬形山」という眺望が良い山があります。
ここは眺望が良いことと、キャンプ場があること、そしてオフロードバイクのツーリングが楽しい林道ダートコースが2つあることからよく出かける場所です。（ひょっとすると私の知らないダートもあるのかもしれません）
もちろん、この他に舗装された道もありますので、車で出かけることも可能です。
そんな見晴らしの良いオフロードコースをご紹介します。
林道・陣馬形線
まず一つ目の林道は、中央自動車道の駒ヶ根インターチェンジから東に向かい、駒ヶ根市中沢というところの「林道・陣馬形線」で陣馬形山に上るコースです。
林道入り口までは2車線道路で快適にアクセスできます。
この林道は「広域基幹林道」ということで道幅は５メートルくらいあり、ところどころ大型車がすれ違いできるような待避所もあるため、路肩から谷底へという恐怖は全くありません。
また秋を除けば、対向車はほとんどないため安心してオフロードを楽しめます。
紅葉の季節になるとツーリングのバイクや、軽トラが普段よりも多く通るため注意しながら通行しています。
駒ヶ根市中沢の林道入り口から、中川村の間の６キロメートルくらいが未舗装区間でオフロードバイクの本領発揮区間です。
道路状況は砂利道で、ところどころ道路横断のグレーチングの水路や、土砂を止めるためであろうゴムでできた板が道路を横断しているため注意が必要です。
また、基本的によく整備されている印象の林道ですが、大雨の後などは、のり面の崩落や雨で浸食された溝がありますので、注意が必要です。
ダート区間は木々に囲まれたワインディングロード走っていくので、見晴らしはよくありません。
中川村に入ると、陣馬形山の山頂まで舗装区間です。
神馬形山は天空のキャンプ場とも呼ばれていて管理人もいない自然だらけのキャンプ場です。ソロキャンプとしても憧れの場所ですよ。
一度行くとまた必ず行きたくなる、見晴らしの良さに皆さん感動します。
折草峠経由で陣馬形山
次のルートは、同じく、駒ヶ根市中沢の県道210号線から折草峠経由で陣馬形山に登るコースです。
こちらのコースが先ほどの林道・陣馬形線と大きく違うのが、県道210号線が途中までは広いのですが、人家や農地がなくなってくると舗装こそされてはいるのですが、狭く道路状況が悪く、しかも暗い林の中の道なので正直なところ走る爽快感はない道です笑。
特に注意が必要なのは、見通しの悪いワインディングロードを対向車が結構なスピードで下ってくるため注意する必要があります。
それでも折草峠まで来ると、見晴らしがよい場所が所々にあり山頂まで快適に走れます。
まとめ
以前、折草峠からしばらくダート区間があり、このルートが雨で深く浸食されていて走りにくかったのですが、いまは舗装されていて山頂まで快適に走れます。
陣馬形山からの景色は、本当に絶景です。
中央アルプスと、その麓の谷（伊那谷）が全て見通せる、まさに息をのむ風景が広がっています。
ツーリングにおすすめの場所です。
